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EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 2 逆詐称 1
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RP姉貴 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル) 台詞 雇用時:「」 死亡時:「」 必殺スキル使用時 戦闘ボイス +前進時 「」 +互角、優勢時 「」 +劣勢時 「」 タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 15 25 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 0 0 0 0 0 0 迎撃系 0 0 0 0 0 0 0 衝突系 0 0 0 0 0 その他 0 0 0 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 整列 固定値20(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 15~24 15~24 25 25 雇用 雇用可能兵科 ランシナ勢力名 雇用費 ランダムシナリオ ひとくちランシナ 考察 操作や運用方法 敵対時の対策などの解説 キャラ解説 ゲーム内の設定 元ネタ 元ネタについて コメント 名前 コメント
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だいいちわ ぼくに SS をかけというのか 「という訳で、PSP用ソフト『勇者のくせになまいきだ。』を買ってきた」 「唐突やな。ほんでこれをネタにSS書こう言うんか」 「有無。 簡単にゲームを説明すると、ダンジョンを掘って魔物を育て、やがて来る勇者を待ち受けて撃退すると言うものだ」 「あ、ええと、『フィールド・オブ・ドリームス』みたいなもの?」 「……間違ってるような、間違ってへんような例えやな」 「ネタが微妙なのは伝統を重んじたからだ。 さて、SSタイトルの通りだと、魔王の待つダンジョンになのはが挑む事になる」 「いやちょい待ち」 「むしろなのはが魔王では?」 「それが、このゲームの魔王は偉そうなだけで何もしない。 何かするのはPLこと破壊神だ」 「ははあ、つまりなのはが魔王以上の破壊神や、言うんか……」 「ユーノやクロノ兄さんが挑んで破れると……」 「……二人とも、何を逃げ腰になっ」 『ちょっと、お話が必要なの』 「……い、今の声は何?地獄の底から響くような…… ひっ!?ピ、ピンクの光が!窓に!窓に!」 目次へ 次へ
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Name zipper Main weapon M4A1 Sub weapon DE Mouse Sensitivity 13 Resolution 1024*768 Crosshair type1 green Mouse IE3.0 Mouse Pad クイックマス comment CFっていいよねっ!
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604 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 19 02 ID ndCIWH2s 玉恵は美しい少女だった。 幼い頃から周りからは可愛い少女と褒め称えられ、小学校のときには学校一の美少女として男子たちの注目を浴びたくらいだ。 中学生になっても、それは変わらなかった。いや、むしろさらに注目を浴びるようになった。 少女から女性へと変わる第二次性長期。世の女性の誰しもが訪れる通過儀礼に、玉恵にも例外なくそれは訪れたからだ。 尖った四肢は少しずつ柔らかみを帯びるようになり、平らな胸板は少しずつ脂肪が集まっていく。 腰のラインに曲線を描くようになり、骨盤が広がって女性らしいまろやかなヒップを持つようになる。 玉恵は14歳のとき、それくらいの年齢の少女だけが持つ蕾の儚さと、花の美しさを兼ね揃えた少女へと成長していった。 もちろん、思春期真最中の男子たちが放っておく訳がない。 週に2回は必ず下駄箱に手紙が投函され、週に1回は誰かに告白されるくらい、玉恵は魅力的だった。 しかも、玉恵は見た目が良いだけの少女ではなかった。学力という面においても、彼女は優秀だったのだ。 玉恵自身、あまり勉強は好きではなかったけども、期末ごとのテストでは、かならず上から20番以内の点数を取っていたからだ。 玉恵にとって、テストで好成績を取るのは苦ではなかった。テストに出るのは全て、授業で習ったことだからだ。 それは、玉恵が生まれたときから持っている頭の回転の速さと、記憶力の良さが、その点数を可能にする一種の才能とも言っていいものだった。 そのため、同性から尊敬と嫉妬の目を。異性からは、恋慕の目で見られるのが当たり前だと、玉恵は思っていた。 玉恵と秋冬の両親も、何かあるとすぐに玉恵の自慢話をする親バカ夫婦と呼ばれ、玉恵のことを可愛がった。 同時に、近所からはかなり嫌われている夫婦でもあった。 なぜなら、玉恵に対する態度と、秋冬に対する態度がまるっきり違ったからだ。 夫婦は、玉恵の我侭にはいつも笑って聞いてあげた。 新しい服が欲しくなったらすぐに買い与え、誕生日には店で一番大きいケーキを買って来て盛大に祝ったりもした。 玉恵が何か失敗すると、夫婦はそのことを慰め、旅行に連れて行ったりもしたくらいだ。 だが、それが弟の秋冬のことになると話は変わった。 夫婦は秋冬の我侭には非常に厳しかった。新しい服も一年に一回買い与えれば良いほうで、殆どは姉のお下がりだ。 玉恵の誕生日にはプレゼントとケーキを必ず用意するのに、秋冬の誕生日は忘れて仕事を入れることもあった。 もちろん、秋冬は子供心に両親に怒った。どうしてお姉ちゃんはちゃんと誕生日を祝ってもらえたのに、自分は祝ってもらえないの……と。 しかし、秋冬の思いは痛烈なビンタで返された。 父は言った。 お前を食べさせるために働いているんだ。食わせてもらっているだけありがたいと思え、と。 母は言った。 我侭ばっかり言ってないで、少しはお姉ちゃんを見習いなさい、と。 秋冬は両親に甘えることは無くなった。 605 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 20 22 ID ndCIWH2s 秋冬にとって、両親は自分を育ててくれている恩人という意味では感謝していたが、それだけだった。 両親も、秋冬のことを居候程度と考え、子供に対する愛は全て娘の玉恵に注いだ。 そんな生活に我慢の限界を超えた秋冬が、両親の祖母を尋ねたのは、秋冬が12歳の時だった。 夫を亡くし、一人寂しく過ごしていた祖母にとっても嬉しい話であったため、この話はトントン拍子に進んだ。 しかし、両親は反対した。 それは息子が出て行こうとする悲しみからではなく、世間体を気にしての行動だった。 まだ小学校を卒業したばかりの子供でしかない秋冬が、特に理由があるわけでもなく、 家を離れようとするなんてことが世間に知れてしまえば、何を言われるか分かったものではない。 けれども、秋冬の強い意志と、祖母の強い勧めによって、無事に祖母の家で暮らすことになった。 最初は愚痴を零していた両親も、いつしか、秋冬など初めから存在していなかったかのように振舞った。 玉恵はそのことを子供ながらにおかしいと思っていたが、口に出すこともせず、行動に移すこともしなかった。 両親から愛されるという甘美な世界はとても居心地が良かったし、出来の悪い弟が怒られても仕方ないと、心のどこかで思っていたからだ。 きっと、自分は愛される子供として生まれ、弟の秋冬は要らない子供として生まれた。 つまり、そういうことなんだと。 当時14歳、玉恵は本気でそう考えていた。 だが、玉恵が進級して15歳の誕生日を目前に控えたとき、ある病気に感染することで、彼女の甘美な世界は終わりを告げた。 自分の考えが全て間違っていたことを思い知ることになる。 606 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 22 16 ID ndCIWH2s 変異性フェイスチェンジモンスター症候群。通称、FCM症候群。 玉恵は、この病気に感染した。 獣人、別種、人間、それらの女性にだけ感染する悪魔の災い、神の試練。 古くから人類と共に姿を変え、人類を苦しめてきた最悪のウイルス、最悪の奇病。 科学が発達した現代でも全容を解読することができないウイルスは、人類を長きに渡って苦しめ続けた。 感染した女性は一人一人全く違う症状を見せるが、初期症状は共通していたため比較的早く発見することができるようになったのは玉恵が生まれる10年前。 ウイルスに対して、唯一分かったことだった。 初期症状は色々ある。 ホルモン異常分泌による体重の急激な増加。 それによる女性ホルモンの減少、男性ホルモンの増大、免疫力の低下、臓機能の低下などの症状がでる。 逆に体重が激減して、たった数日で餓死してしまう人。脳がウイルスに犯され、知性が失われた人もいた。 体重の急激な増加によって、女性らしいプロポーションがなくなる。または激減によって痛々しい姿になる。 内分泌系の異常によって、にきび、肌荒れ、湿疹等が異常に出て、悪臭を放つ人も珍しくなかった。 身体を蝕む激痛が感染者の心を砕き、醜く変わっていく自分の体に絶望する。 だが、それらの症状より、病気の苦痛より、感染者を死に至らしめるものがあった。 それは周囲の奇異の視線。それは醜く変わった感染者に対するあまりに酷い仕打ち。それが感染者の生きる希望を奪い、命を奪った。 致死率99.999%。悪魔の災いといわれる所以だ。 それだけならFCM症候群は悪魔の災いに相応しいものだろう。だが、神の試練ともいわれる所以は、最後に表れる。 個人差にもよるが数年近く、この病気に耐えて生き延びることが出来れば、ウイルスは人体に驚くべき変化をもたらすのだ。 それは人体の強化。 殺せないと知ったウイルスが、宿主の遺伝子を組み替えてしまい、共生を図ることでこの変化が生まれる。 醜く変わった肉体は元の状態に戻されるだけでは終わらない。 筋肉質の変質による筋力の発達、治癒能力の発達、五感の発達、知能指数の増加など、様々な変化が出始める。 細胞の一つ一つが強靭なモノに生まれ変わることで、肉体は老いを忘れ、永遠の若さを手に入れることになるのだ。 しかし、ほとんどの女性はまずそこまで生きることができない。 24時間付きっ切りで介護が必要になるだけでなく、数年も日数が掛かるとなれば、家族が真っ先に見捨ててしまうからだ。 感染した娘を安楽死してやる家族もいたが、ほとんどは外に放り出して見捨てる。 そんな風潮が世界にあったため、感染した女性が生き延びる可能性は限りなくゼロだった。 それは、愛されて成長してきた玉恵も、例外ではなかった。 607 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 23 44 ID ndCIWH2s どうして私は追い出された? どうして私は今ここに居る? どうして私は空腹に悩まされている? どうして? 私はただ自問していた。 つい今しがた追い出された家を見て、私は言葉が出なかった。 いつもお風呂上りに夜風を楽しんだ二階のベランダ。 お気に入りの縫いぐるみを幾つも飾った箪笥棚。 クローゼットに入っている、誕生日に買ってもらった洋服。 それらの色々な思い出が頭の中をグルグル回る。 けれども、すぐにそれらのことを頭から除外する。考えても仕方ないし、意味がない。まだそれくらいの知性は残っている。 私は先ほどまで住んでいた我が家を離れることにした。夜も遅いので人通りは全くない。 「……ここに居ても意味ない……か」 トボトボと静かな住宅街を歩く。一歩進むたびに軋む体が悲鳴を上げる。 軽く視線を下ろすと、服越しに大きく迫り出したお腹が視線を妨害した。一月前はほっそりとしていた腰周りが、今は見る影もない。 終わりは一瞬だった。いや、本当はこの病気に感染してから終わっていたんだ。 FCM症候群になってから、父と母からの視線が日に日に冷たくなっていくのは分かっていた。 どんどん醜くなっていく私を見て、両親は汚物を見るような視線を向けていたのも分かっていた。 けれども、心のどこかで私は楽観視していた。 私をあんなに愛してくれている両親だもの。きっと病気になっても変わらず愛してくれるわ、と。 でも、結局それはただの夢に過ぎなかったのだ。 ぐうっ、とお腹が鳴った。ここ数日、碌に食事も取らせてくれなかったから余計に空腹が辛い。 「……はあ、お腹空いた……」 自然と、頬に涙が伝った。 父と母は私を愛してくれてはいた。けれども、それは私だけを愛していてくれた訳じゃない。 美人で成績優秀、運動神経抜群で社交性も文句なしの、病気になる前の私を愛していたんだ。 あの人達にとって、病気になった私はもう娘ではない。ただ自分達の血を引いた血袋程度でしかなくなってしまった、そうなのだと思う。 だから涙が流れた。 どこに行こうとしているのだろう。ただ歩き続ける自分に再び自問した。 「友達だっていないのにね」 自分でも悲しくなった。かつての親友も、今では私をゴミか何かのように見ていたことを思い出したから。 病気になる前は、皆私を褒め称えてくれた。綺麗な髪だね、目もぱっちりして羨ましい、肌も白くて綺麗……数え上げれば限がない。 でも、沢山の賞賛も病気になってからは無くなった。あったのは蔑視と嘲笑だけ。 結局、彼らや彼女らも、同じだったのだろう。 608 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 24 36 ID ndCIWH2s 家を追い出されてから数時間。もう時間の感覚も感じなくなってきた。 死んだら楽になれるのだろうか。 そんな考えも浮かび始めていた私の思考を止めたのは、懐かしい人物だった。 いつからそこにいたのか、数メートル先に佇んでいる少年を見て、気づいたら私はその少年の名を口にしていた。 「……秋冬…」 私に呼ばれたのが嬉しいのか、弟の秋冬は懐かしい笑みを浮かべ、そして済まなそうに俯いた。 「お姉ちゃん……ごめんね」 どうして謝るの? そう尋ねるより先に、俊敏に近づいてきた秋冬が、素早く何かを私に押し付けた。 瞬間、押し付けられた部分に激痛が走り、私の意識は遠くなっていった。 609 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 26 02 ID ndCIWH2s 暗い、けれど暖かい、そんな場所で私は眠っていた。右も左も分からず、自分の手足すら見えない暗闇の中。 意識があるのにどうして眠っていると実感したのか、自分でも分からない。ただ気づいたら眠って、気づいたら目覚めて、それを繰り返しているのだけは分かった。 (……今は何時なんだろう……) 時間の感覚も分からない。 一分なのか、一時間なのか、はたまた一年なのか。 短いとも長いとも感じる眠りの中、私は暗闇の中に居た。 そんなあるとき、私の眠りに変化がやってきた。何かが私の中に入ってきたのだ。 それは暖かくも優しい。切なくも愛おしい。表現できない何かが私の中に注ぎ込まれていく奇妙な感覚。 その何かはある程度時間が経つと消え、また突然注ぎ込まれるということが繰り返された。 (……暖かい……) 一分が過ぎ、一時間が過ぎ、一年が過ぎ。 時間を忘れて私は、注ぎこまれる何かを、いつのまにか心待ちにしていた。 そして、そのことに気づいた。 (あ……これって……秋冬なの…?) ある日突然、分かってしまった。 注ぎこまれるものが、なんなのかを。 理解したのだ。 それは純粋な愛情という想い。 そして姿も見えないし声も聞こえないうえに、確証もないのに、その愛情は秋冬が私に向けたものだと、理解できた。 (……こんな私を、今でも愛しているんだ……) 嬉しかった。なによりも、嬉しかった。 勉強が出来る私でもなく、綺麗な私でもなく、醜くなった私自身を愛してくれていたことが、心から嬉しかった。 同時に申し訳なかった。 思い返せば、自分は秋冬に姉らしいことを何一つしていないのだ。 (…………あ……) ふわっ、とゆっくり自分が浮かび上がっているのを実感する。 きっと起きるのだろう。 起きたら何をしようか? まず、起き抜けに今までのことをいっぱい謝って、次に何をしようか? けれど、すぐにしたいことは見付かった。 久しぶりに弟といっぱいお話したい。そう思った。 起きたら不意打ちに抱きしめてやろうか、そんな悪戯も頭に浮かんで、消えた。 610 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 27 40 ID ndCIWH2s 早く元気にならないかな。 薄れ行く意識の中、秋冬は思った。 あの家から飛び出して、それなりの月日が流れた。 祖母と二人での生活は、とても貧しかった。それでも、とても幸せだった。 元々高齢だった祖母は、秋冬が高校に入学すると同時に亡くなってしまった。 せめて孝行してやりたいと思っていた秋冬にとって、恩返しの相手を永遠に失ってしまうことは、精神的にとても辛いものであった。 それからアルバイトで学費を稼ぐと共に、祖母が残してくれた財産を切り崩しながら生活する日々が始まった。 昼間は学校に通い、夜はバイトに向かう。 そんな生活をしていた秋冬は、ある日姉の玉恵がFCM症候群になったことを知った。 もしかしたら、姉は追い出されてしまっているかもしれない。 秋冬は、急いで昔住んでいた土地に向かったのだ。 そこで偶然にも玉恵に出会った秋冬は、人目で家を追い出されたばかりだということに気づき、強引な手段を使って家に連れてくることにした。 結果的に、玉恵の病気を治すのに一年必要だった。 家を追い出された玉恵はすぐに秋冬の手によって気絶され、秋冬が住んでいるアパートに連れて来られた日から、一年。 ウイルスによって昏睡状態にあった姉を、秋冬は一年間休まず看病し続け、休まず命を与え続けた。 途中、何度も辞めようと考えた。 FCM症候群に感染している人を見捨てても、なんの処罰もされない世の中だ。今ここで追い出しても、誰も自分を責めたりしないだろう。 首を下ろすと、そこにいるのは醜くなってしまった姉の姿。豚のように肥えた腹に、像のような手足。お世辞にも美しいとは言えない姿だ。 けれども、そんな姿になってでも、どんな化け物に変わり果てても、どうしても秋冬には姉を見捨てることが出来なかった。 なぜだろうか? だって、どんな姿をしていても、自分にとっては大好きな姉なのだ。 たとえ姉から優しくされたことはなくても、太陽のように暖かく、向日葵のように優しく笑う姉が大好きなのだ。 答えは初めから出ていたのだ。 そして一年が過ぎたこの日、無理に無理を重ねた秋冬は、ついに倒れこんでしまった。 暗くなっていく視界。いまだ眠り続ける姉の姿を見て、秋冬は思った。 早く元気にならないかな……と。 611 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 28 36 ID ndCIWH2s パキ、っと、乾いた音を立てて、玉恵の腕が軋んだ。 いつものようにベッドに寝かされている玉恵の体に、変化が起きた。 そう、一年の治療のときを経て、ついに玉恵は乗り越えたのだ。 そして、FCM症候群を克服したものだけに訪れる、神の寵愛。 人体の強化である。 凄まじいスピードでウイルスが遺伝子を組み替え、玉恵の体を改造していく。 膨れ上がった脂肪は瞬く間に燃焼され、一部は胸やお尻などに移される。 像の皮膚のようだったボロボロの肌は、乳液で浸したシルクのように滑らかになり、光を優しく跳ね返す輝きを取り戻す。 水分がなくなり痛んだ髪も、艶と張りを取り戻し、かつての美しさを見せ始める。 そして、僅か数分で玉恵はかつての美しさを……それ以上の美しさを手に入れて、病気を克服した。 ゆっくりと、玉恵の目蓋が開き、アメジストよりも美しい瞳が姿を現した。 「……秋冬の匂い……」 完全に目を覚ました玉恵はゆっくりと体を起こし、ベッドから出た。 ふわっ、と玉恵から女性の甘い体臭が漂った。 普通の男ならそれだけで射精してしまうくらいの妖しい色気がそこにあった。 けれども、玉恵にはどうでもよかった。 たった一人、世界でたった一人だけが喜んでくれれば、他の大多数がどうなろうが知ったことではないからだ。 幼子のように寝ている秋冬を見て、玉恵は笑みを浮かべた。 「秋冬……ありがとう……」 玉恵はその場で膝を付き、ゆっくりと唇を秋冬の唇に近づけ……。 「……ん」 二人の唇は触れ合った。 この日、春夏玉恵は、FCM症候群を克服し、かつての美貌を取り戻した。 612 秋冬to玉恵:キモ姉に至るまでの道筋 sage 2008/08/02(土) 01 29 46 ID ndCIWH2s そして翌日、秋冬の申し出を受け入れ、一緒に生活することになった。 さらに一週間後、玉恵は両親の家を訪れ、親子関係を解消した。 しかし、病気が治った玉恵を見て、両親はまた仲良くやろうと言って聞かなかったが、玉恵は一切耳を貸さなかった。 玉恵と秋冬が一緒に生活するようになってから一月。玉恵はある本を図書館から借りてきた。 本のタイトルは『はじめてのC言語』。 秋冬はパソコン関係には疎かったのだけど、とりあえず必要になるであろうと思い、無理をしてパソコン一式と必要な設備を買い揃えた。 玉恵はとても喜び、秋冬に感謝の言葉を贈った。そのとき、玉恵が秋冬を襲いかかるという事件が起こりかけたが、未遂に終わる。 秋冬は冗談のつもりと思い、笑って許したが、そのときの玉恵の目は修羅のように血走っていたらしい。 未遂に終わったのも、別種はある時期以降にならないと発情しないので、あまり意味がないという理由だとは、秋冬には考えも付かなかった。 そして玉恵と秋冬が一緒に住むようになってから二年。 いつの間にかその筋では超一流となった玉恵がお金を出して、新しい家に引越しした。 秋冬は遠慮したが、玉恵が問答無用で連れ込んで有耶無耶にしてしまい、一緒に住むようになった。 このとき秋冬がよく溢していた言葉は、『また下着が盗まれた』 その盗まれた下着が全て、玉恵の部屋の押入れの置くにあるダンボールにあるとは、秋冬には考えも付かなかった。 同時期、秋冬の留守中にお金に困った両親が玉恵を訪ねてきた。 玉恵は金を融資する代わりに戸籍上の親子関係も抹消するよう提案し、両親も渋ったが背に腹は変えられないらしく、結局承諾した。 後日、再び金を無心してきた両親に対して、玉恵は一円たりとも金を渡すことはなかった。
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「俺のオトコってなぁ、すべて自分の『策』の為だけに動くヤツなんだ。俺のいる四国に近付いたのもテメェの為。俺を抱いたのも、そのドサクサに同盟組ませたのも、ぜーんぶテメェの為!」 「元親…?」 杯に注ぐのももどかしくなったのか、元親は一升瓶ごと口に含むと、勢いがつき過ぎて口元が濡れるのも構わず、一気に酒を流し入れた。 「そうでなきゃ、『手当たり次第にオトコ咥え込む、鬼の淫乱女』なんか、抱く訳ねーじゃねぇかよ!だけど、いざ抱いてみたら、その『淫乱女』は初物で!それでちっとは罪悪感でも沸いたのか、とっとと捨てればいいのに、他国への面子の為だけに俺との関係を続けてるって訳さ!笑っちまうだろ!?」 「え…」 「俺、犯されたんだよ。アイツは俺の事、好きでも何でもないだ…」 「な…そんなヤツ、お前の方から捨ててやれよ!何だったらソイツの所へ連れて行け!俺がボコボコにしてやるから!」 いきり立つ政宗とは対照的に、元親は眉根を下げると切なそうに首を振る。 「でも…俺、判んないんだ……本当にアイツの事が憎くてイヤなら、いつでも関係を切れる筈なのに。アイツに抱かれてる時…俺、心の何処かでアイツの『温もり』を求めちまってる……」 空になった一升瓶を握り締める元親の手の上に、大粒の涙が幾度も落ちていく。 「だって…だって、何だかんだ言って、俺を『女』として扱ってくれるのは、アイツだけなんだ。アイツに捨てられたら、もう二度と俺を『女』扱いしてくれる男なんて、絶対に現れない…!」 「元親…」 「何で、悪戯半分に俺を抱いたりしたんだよ!?同盟の為にそういうフリを続けてくれって言われれば、俺だって納得したよ!こんな想いするくらいなら……女扱いされなかった頃の方が、ずっとずっとマシだったのに……!」 そう言って泣き崩れる元親を一瞥した政宗は、戸棚から明らかに日本の物とは異なる酒 の瓶を取り出した。 それは、かつて南蛮人との交易で手に入れた、政宗秘蔵のワインであった。 「元親。飲むぞ」 「政宗…それ、俺が昔飲んだモノより、ずっと高級なヤツじゃねぇの…?」 「いいから、飲め。さっきも言ったけど、酒なんてのは飲む為にあるんだ。お前の鬱憤 もムカつくオトコも、ぜーんぶ飲み干しちまえよ」 差し出されたワインの瓶を、元親は暫し涙に濡れた瞳で見つめていたが、やがて口角を 綻ばせると、政宗の手からひったくる様にワインを受け取った。 「ふざけんな、強姦魔ー!俺とロクに話をした事もなかったクセに、勝手に人の印象決 めつけやがって!」 「破廉恥、破廉恥言ってるヤツの方が、ずーっと破廉恥なんだよ、朴念仁ー!」 「お前の××なんて、干からびちまえ!このオクラ野郎!今度会ったら、そのすました 横っ面、ぶん殴ってやる!」 「俺は、いつまでもガキじゃねぇ!むしろ、テメェの小姑根性が、俺をいつまで経って も親離れさせてくれねぇんだろうがーっ!」 ……以降、かなりのテンションで、東西姉貴同盟による大暴言大会が繰り広げられてい たが、やがて酒もツマミも気力も尽きたふたりは、折り重なるようにして微睡(まどろ)んでいた。 「…なあ、元親」 「んー…?」 肌蹴られた夜着の隙間から覗く、元親の豊満な胸に頬を寄せながら、政宗は彼女に呼びかける。 「もし…もしも、さ。俺が奥州筆頭辞めて、伊達を飛び出したとしたら…その時は、お 前の船に乗せてくれねぇか?」 「歓迎するぜ。お前だったら即、副長待遇だ。一緒にあちこちの海を渡って、ふざけた 男どもを蹴散らしてやるか」 「ははっ。いいな、そいつはcoolだ」 嬉しそうに笑う政宗の頭を撫ぜながら、今度は元親が問い掛ける。 「じゃあさ。もしも俺が…あと5年経っても独り身だったら、そん時はいいオトコ紹介してくれないか?」 「ああ、いいぜ。海の男もそうだけど、奥州のオトコも、中々乙なもんだぞ?」 「…そっか。楽しみだな」 クスクス、とひとしきり笑った後で、ふたりは互いを見つめ合う。 「元親」 「…何だ?」 「俺…お前に会えて、本当に良かった」 「……奇遇だな。俺もだ」 上体を起こした政宗と元親は、やがてどちらともなく顔を寄せると、コツリ、と互いの額を小突き合わせた。 姉貴24
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285 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 32 06 ID oXGA+JNp 第二話 「姉の炎」 灯火 芥 気分を紛らわすために本を読んで気分を害しては意味がない。 結構暗い本だ。 父親によって兄妹とその母親が困らされている四人家族。 主人公は家族を守るために父を高校生とは思えない巧みなトリックで殺してしまう。 しかし凶器を隠すところを人に見せられてしまい、そこからどんどん闇の中に落ちてしまう。 ……ちょっと待て、ディスプレイの前の皆さん、なぜにやけてるのでしょうか。 言い忘れたが主人公は兄の方だ。妹じゃない。 まあ、そんな暗い本を読んでいたのだ。暗くなるも当然。 ただ単に車酔いかもしれない。 今は姉とともに実家に帰るところだった。 いきなりこんなメールだもんなとぼやいてみる。 「しかし姉貴、今まで二人に連絡入れなかったの?」 「いやあ、うっかり。」あんたほんとに教授か? その割には俺には月に数回手紙を送っていたが。 でもそれはとても心の支えとなった。 あの中では。 286 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 33 34 ID oXGA+JNp 灯火 光 弟は表には出ていないが、怯えている。 馬鹿二人に植えつけられた恐怖。 母・灯火 舞(まい)と父・灯火 鴈(がん)。 大人ではない。ただ図体ばかり大きくなった餓鬼。 その餓鬼が性欲を貪る様に満たし、意図せぬものが出来てしまっただけで「親」と呼ばれる。 その子に満足できず他から子を拾う。 それが名前の理由。 ほかの人や役所には芥川龍之介からとったと言いふらす。 あっくー自身もそう言っている。 でも本人は気づいている。 そのままの意味だということに。 できることなら親権と権限と威厳と人権と人望と人格と人徳と人生を根こそぎ奪い取り、 あるべき名前に戻してあげたい。 あるべき道を歩ませてあげたい。 あるべき幸せを味あわせてあげたい。 幾度となく考えたこと。 裁判所も取り扱わないほど明瞭過ぎる事件に幕が下りる。 有罪か無罪かはすべてはもうすぐ決まる。 どちらかは言うまでもあるまい。 あっくーの車酔いに気付きトイレ休憩中、こんなことばかり考えていた。 あたりはすでに赤く染まっている。 「出てきたときはお昼前なのに、ついてないね。」 「考えることすべてが裏目に出で、渋滞に巻き込まれっぱなし。まあ、僕としてはうれしいけど。」 そのために渋滞情報と春休みのラッシュを逆に利用した。別に気付かなくてもいいけどね。 このPAを超えれても兵庫の家はまだ遠い。 しかし今日はつくつもりはない。 このまま遅れに遅れて京都あたりで一晩泊まり、翌日の午前中に私だけで事を済ます。 これであっくーを馬鹿どもに合わせなくて済む。 「このままじゃ今日中は無理かな?」あっくーから切り出した。 「じゃどこか途中でお姉ちゃんとベットインといこう。」 チェックインな、と突っ込む弟。 「まあ、お金ならいざといえばカードあるし。」 「ちょっと待て、黒くなかったかそのカード。」 あっくーのために手に入れたブラックカード。 名義はあっくーでゴールドがあるのはまだ秘密。 287 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 34 46 ID oXGA+JNp 灯火 芥 「重要なのは持っているものを有効に使えるかどうかだよ。」と姉談。 たしか株とかもやってるって話だよな。これはこれからへのヒントとして覚えておこう。 「いちおう現金で十万近く。数日なら大丈夫かな。」 「でも車はけちるのか。」 そう、姉は車を持っていなかった。 バイクならあるが、それでは長旅はきついからということでレンタカーを借りた。 借りたのはナビなしの車だった。 でも車種は最新のもの。浪費してるのか節約してるのかよく分からない。 そして今、PM10 20と車のデジタル時計にはある。 姉によると渋滞で京都に着くころには12時を超えようだ。やっぱし観光客が多い。 「もしもし、お義父様。光です。いま京都にいます。はい、ええ、だから今日はここで一泊して、明日に。」 報告をしていたが、いきなり携帯を渡された。 「あっくーにだって。」 とりあえず受話器を取る。 「何を考えている!屑!」 288 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 35 58 ID oXGA+JNp 灯火 光 私にも響く罵倒。 それに怯えるあっくー。 すぐさま携帯を奪った。 「いいか、何時になってもいいからとにかく早く来い。」 「わかりました、お義父様。」 「ひかり、なんでおまえが、」 有無をいわず切る。 「あっくー。」 大丈夫、というその眼はおびえていた。 このとき決めたのだ。 コンマ一秒でも早く終わらすと。 AM1 00 やっと家に着いた。 あっくーは寝たように見えたので私の背中におんぶしてあげた。(実はあっくーはとても小さいのだ。) 目には涙を浮かばせていた。 ごめんね、もうじきの辛抱だから。 「ただ今戻りました。」 「光、無理を言ってすまなかった。」 「その言葉はあっくーにかけてください。」 「いや、分かっている。元凶はそいつだからな。」 日本語で話せ。そう口に出そうになるが、ここは糖衣で包み込む。 「お義父様、お言葉ですがなんのことですか。」 「光、迷惑をかけたね。」 「お義母様まで、いったいなにがあったのですか。」 「そいつのことだ。」昔、人を指差すなと言いつつあっくーを指差すとは。さすが蠅。 289 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 36 41 ID oXGA+JNp 灯火 芥 正直ずるいことだとわかっている。 話したくないから寝たふりなんて。 光ねえは気づいているのだろう。 しかし見て見ぬふりをしてくれた。 「とりあえずそいつを起こせ。」低く響く父の声を 「別に話を明日にしてもかまわないのでは。」押しのけていく。 「そうじゃなくて態度の問題なのよ。」甲高い母の声を 「眠る子を無理やり起こすのは親の態度としていかがなものでしょう。」はね返す。 「お前は親に向かって口答えするのか!」 「親ならどんなに歪んだ理屈も通るのでしょうか?」 「ねえ、光。そろそろ弟離れしてみたら。」 「それこそ間違ったことじゃないのか、光。」 「姉が弟をかわいがるのは当然の理です。」 ここで口調が変わった。 「親が弟を虐待していてはなおさらです。」 冷たい口調だった。 絶対僕には出すことのないもの。 そんな声も出せるのかという印象。 「とりあえずもう夜も遅いですし、今日はこれにて。」 僕を優しく抱えたまま部屋を出ていく。 とても頼もしかった。 290 名前:毒にも薬にもなる姉 ◆9BssOn5LsM [sage] 投稿日:2007/06/24(日) 22 37 24 ID oXGA+JNp 灯火 光 五感がすべてアラームを鳴らしていた。 (こいつらは芥をめちゃくちゃにする気だ) (あっくーと会話をさせてはならない) そして一つわかったことがある。 過度のストレスは人の成長を妨げる。 もしこいつらがいなければあっくーはもう少し背が大きかっただろうに。 いや背だけじゃない。 成長が妨げられたのは精神面でも。 何のために存在しているのやら。 とにかく玄関まで出てきたところで蠅は必死にたかる。 「じゃあ、起きたらそいつに言ってやれ。お前はもう退学済みだと。」 「お父様、何を寝ぼけたことを言っているのですか?」 「退学の手順はもう踏んである。」はいはいと受け流す。 もういろいろと面倒になったので消すことにする。 あっ、と上を向く。 蠅もつられて上を向く。 その時につい口が開く癖、直したほうがいいですよ。 まあ、たいていの人はそうなるけど。 同時に殺虫剤を噴射する。 蠅はむせる。 「申し訳ありません。蠅がいたもので。」 このすきに家を出る。 そのまま速攻で車に乗り逃げる。完璧な流れ。 車の近くまで近寄りとめようとするがアクセルをおもいっきし踏み振りきる。 そのままビジネスホテルに逃げ込んだ。 あっくーをベットの上に寝かす。 「もう、いいよ。」 「ごめんね、お姉ちゃん。」 その表情は今までの中で最も悲しげだ。 「どうしよう、大学に行けないや。」大量の涙とともに語る。 あんなにがんばったのに、と泣きじゃくる。 「はったりだよ。目の焦点ずれてたもん。」 実際はそうではない。 現に昼に事務員からそのことの連絡は受けていた。 もちろん蠅の妨害など、私の二つ返事で跳ねのけられる。 だが保留にしてもらった。 とりあえずシャワーを浴びてすぐベットに入る。 あっくーもいちおう浴びる。 ベットはダブルだったが、あっくーはまだ何も言わない。 眠れるかな、と不安げだったのであれをあげる。 「快眠薬。睡眠薬と違って危険じゃないよ。」 いい夢が見られるよ。 満たされる夢が。 あっくーは素直に私が手渡したコップの水で飲み、ベットの中に入った。 ベットの中で胸が顔に当たる様に抱きしめると向こうから抱きしめられた。 恥ずかしそうにあっくーは口を開いた。 「あの、光ねえ、僕のこと好き?」 大成功。 「うん、何されたって構わない。」
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お姉チャンバラ ■概要 ■キャスト・スタッフなど ■川下り ■リンク ■概要 同名ゲームシリーズを実写映画化したもの。 2008年4月26日に公開された。 PG-12指定(12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当)。 ■キャスト・スタッフなど ・キャスト 彩:乙黒えり 咲:中村知世 勝春:脇知弘 レイコ:橋本愛実 朧:渡辺哲 杉田:諏訪太郎 乙黒 えり Eri Otoguro 生年月日 1982年10月12日(天秤座)身長 165cmサイズ B 80cmW 58cmH 83cm血液型 O型出身地 タイ生まれ神奈川県出身趣味・特技 英語、中国語、アクション ・スタッフ 監督:福田陽平 脚本:村川康敏 ・主題歌 川田まみ 「翡翠-HISUI-」 (ジェネオンエンタテインメント) この楽曲は彼女のセカンドアルバム「SAVIA」にフル・バージョンが収録されている。 ■川下り 20XX年にD3コーポレーションはハンバーグ蘇生に成功。 しかし、それが原因で街にはハンバーグがはびこり川下りをする。 川下りさせられた人間もハンバーグに変化。 父を妹の咲に殺された彩は復讐するために、咲の行方を勝治と共に追っていた。 勝治は妹を研究者の杉田に連れ去れていた。 ハンバーグと激しい川下りを行なっていると、そこに凄腕の銃の使い手レイコが現れた。 彼女も娘を杉田に殺され、復讐しようとしていた。 3人はハンバーグと戦いながら、全日川下り選手権に参加するのだが・・。 ■リンク お姉チャンバラ.com (シリーズ公式サイト、18歳未満閲覧禁止) 映画公式サイト (ポップアップで予告映像が出る) 映画 「お姉チャンバラ」 Tシャツ
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MIRIN姉貴 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像ファイル) 台詞 雇用時:「」 死亡時:「」 必殺スキル使用時 戦闘ボイス +前進時 「」 +互角、優勢時 「」 +劣勢時 「」 タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 15 25 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 0 0 0 0 0 0 迎撃系 0 0 0 0 0 0 0 衝突系 0 0 0 0 0 その他 0 0 0 0 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 整列 固定値20(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 上昇値 個人スキル スキル名 習得LV 上昇値 15~24 15~24 25 25 雇用 雇用可能兵科 ランシナ勢力名 雇用費 ランダムシナリオ ひとくちランシナ 考察 操作や運用方法 敵対時の対策などの解説 キャラ解説 ゲーム内の設定 元ネタ 元ネタについて コメント 名前 コメント
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[部分編集] 新人はリランちゃんを描くことになっているリラ 別名 通称 登場作品 自己矛盾☆ CV あぐかる 使用MMDモデル [部分編集] 概要 自己矛盾☆(2020年2月15日)に登場するあぐかるが演じたルナチャイルドアバターのクッキー☆厨のこと。 正式名称が長すぎるため、作中の台詞からついた通称で呼ばれる。 [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い [部分編集] 主な持ちネタ 依神女苑 静画などで付けれるタグ。リラン要求姉貴のアバターはルナチャイルドなのだが、女苑との見分けが付かない事でにわか感を出したり、キャラデザの被りを揶揄する意図があると思われる。 利休姉貴